堺市の粗大ごみは申込制で、インターネットなら24時間(メンテナンス時を除く)申し込める。収集日は申込日の翌週になり、曜日は指定できない。手数料は品目ごとに決まっていて、主な品目例では400円から2,000円までの幅がある(2026年10月時点)。処理券は収集日の前日までに、市内のコンビニエンスストアなどで買う。堺市の案内をもとに、申込みから出し方までの流れをまとめた。
粗大ごみと不燃小物類の違い
堺市では、最大辺または径の長さがおおむね30センチメートルを超える耐久消費財等を粗大ごみ(有料)として扱う。一方、不燃物や複合物で粗大ごみの品目になく、最大辺が30センチメートル以下のものは「不燃小物類」(無料)になる。
不燃小物類の例として市が挙げているのは、茶碗・コップ・花瓶・皿などの陶磁器類、LEDや白熱電球、傘、オイル缶、塗料缶・塗料のスプレー缶、乾電池(水銀ゼロ使用)など。どちらも申込制で、そのまま集積所に出してはいけない。
申込みはネットか電話で、収集は翌週
ネットでの申込みは、パソコン・スマートフォン・一部の携帯電話から利用できる。メンテナンス時を除いて24時間受け付けていて、インターネット申込みに限りキャッシュレス決済で支払える。収集日は申込日の翌週で、曜日の指定はできない。
詳しい聞き取りが必要な品目や、ネット申込み時に品目が見つからない場合は、電話で申し込む。電話の窓口は「堺市家庭ごみ受付センター」で、受付時間は次のとおり(2026年10月時点の市のページによる)。
- 月曜日から金曜日:午前9時から午後5時
- 土曜日:午前9時から午後1時(祝祭日も受付、日曜日と年末年始は休み)
- 固定電話から:0120-00-8400(フリーダイヤル)
- 携帯・IP電話から:06-6485-5048
市は、月曜日・火曜日や祝日の翌日は電話がつながりにくいことが予想されるとしている。混雑時も話し中にはならず、待機している電話から順につなぐので、切らずに待つか、日や時間帯を変えてかけ直すよう案内している。
手数料は品目ごと、主な例
手数料は品目ごとに決まっている。堺市の「主な粗大ごみ処理手数料品目例」(2026年7月14日更新)から、暮らしで出やすいものを抜き出す(2026年10月時点)。
- 400円:いす・座椅子(応接用・丸パイプいす除く)、テレビ台、ベビーカー、スーツケース、ストーブ、ファンヒーター、自転車(15インチ未満)など
- 800円:電子レンジ、オーブンレンジ、食器洗い乾燥機、電子レンジ台、自転車(15インチ以上)、シングルベッド(マットレス除く)、応接用いす(ソファー)2人掛けなど
- 1,200円:電動アシスト付き自転車、応接用いす(ソファー)3人掛け以上、セミダブル・ダブルベッド(マットレス除く)、書棚(最大辺1メートル以上)、タンス(最大辺1メートル未満)など
- 1,600円:食器棚(最大辺1メートル以上)、げた箱(最大辺1メートル以上)、イス型のマッサージ機など
- 2,000円:タンス(最大辺1メートル以上)、サイドボード(最大辺1メートル以上)、スプリング入りのマットレス、スプリング入りのソファーベッドなど
サイズや種類で手数料が変わる品目が多い。たとえばタンスは最大辺が1メートル未満なら1,200円、1メートル以上なら2,000円で、ベッドマットレスも、スプリングのないものは400円、スプリング入りは2,000円と差がある。品目例に載っていないものは、一覧表で確かめるか、電話で聞く。
処理券の買い方と貼り方
申込み後に、案内された手数料分の粗大ごみ処理券を、収集日の前日までに買う。市が挙げる主な取扱所は、セブンイレブン、ファミリーマート、ミニストップ、デイリーヤマザキ、ローソン、堺市農業協同組合など。処理券の再発行や、使わなかった処理券の払い戻しはできない。
出すときは、収集日・受付番号を記入して、品物ごとによく見えるところに処理券を貼る。キャッシュレス決済で払った場合は、収集日・受付番号を記入した紙を貼る。雨や強風でも剥がれないようにすること。申込みの粗大ごみと分からないと収集されない。処理券を剥がしたあとの台紙は、収集が終わるまで取っておく。
収集時間と不燃小物類の出し方
収集時間は午前9時以降で、順次回るため時間は指定できない。不燃小物類は、1回の申込みにつき45リットル以下の袋で3袋以内にまとめ、収集日・受付番号を記入した紙などを貼って出す。無料なので処理券は要らない。
出せないもの・出す前に考えること
テレビやエアコンなどの特定家庭用機器、バイクなどは、市では収集できない。蛍光灯・ボタン電池・水銀体温計・温度計・血圧計などの水銀を使った製品や、デジタルカメラ・携帯電話など貴金属やレアメタルを含む小型家電は、市役所・各区役所・市内協力店舗の回収ボックスに持ち込む。小型充電式電池類はネットで受け付けておらず、電話での申込みになる。
高齢者や障害のある方で、決められた場所に粗大ごみを出すのが難しい場合は「ふれあいサポート収集」がある。また市は、手数料を払って処分する前にリユースを検討するよう呼びかけていて、「おいくら」(買取店の比較)、「ジモティー」(地元での譲渡)、「ピアッザ」(近所での譲り合い)を紹介している。これらは堺市の事業ではなく、利用上のトラブルについて市は責任を負わないとしている。
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情報源
- 堺市「粗大ごみ(有料)・不燃小物類(無料)【申込制】」
- 堺市「粗大ごみ・不燃小物類のインターネット受付」(2026年8月10日更新)
- 堺市「主な粗大ごみ処理手数料品目例」(2026年7月14日更新)
- 堺市「『堺市家庭ごみ受付センター』のご案内」(2026年1月20日更新)
写真:AIで作成したイメージ
